サポーターミーティング(2025年5月26日)

司会:共同
説明:石原、井上、八木下
書記:配置なし
参加者:サポーター10名

オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。

最近の事例から

UTokyo Account

URLの取扱い
質問:
情報セキュリティ教育のリンクを送ってほしい

回答
https://univtokyo.sharepoint.com/sites/Security/SitePages/Information_Security_Education.aspx

  • 学内の人向けのウェブページのURLの扱いについて確認しましょう。
  • 前提:サポート窓口では利用者の認証/本人確認をしていないので、学外の人や、学内の人であってもウェブページごとのアクセス権の範囲がわからない人がいらっしゃる可能性がある。そのため「アクセスすべきではないができてしまう」ようなURLの取り扱いに注意する。
  • インターネットに公開されていて検索したら見つかるURLなので送っても問題ない場合(今回の事例はこれ
    • 具体例:情報セキュリティ教育のページ(uteleconのUTokyo Wi-Fiのページなどで公開されています。)
    • 確認方法の例:uteleconの右上の検索窓にURLを貼ってみてヒットするかどうか
  • アクセス後に権限のチェックが入るので大丈夫な場合(今回の事例はこれ
    • 具体例:情報セキュリティ教育のページ・UTOLの科目のコースページ(ページ下部の「このページのダイレクトリンク」が使えます)・UTokyo Portal
    • 確認方法の例(アクセス権の境界が UTokyo Account の有無にある場合):シークレットウィンドウでアクセスしてみる
    • 確認方法の例(教職員身分がない UTokyo Account ではアクセスできない場合):自分の UTokyo Account でアクセスしてみる
      • コモンサポーターは UTokyo Portal に注意
    • 確認は「アクセスできるべき範囲を知るため」ではなく「別の方法で確認したアクセスできるべき範囲と実際の挙動が一致しているかどうかを知るため」に使ってください
  • 権限チェックがないが権限のない人がアクセスできるべきではないので、送ってはだめな場合
    • 具体例:講義のZoom会議室
    • 代わりに:探し方を伝える・送信OKなウェブページにリンクがあれば送信OKなほうを伝える
      • 講義会議室の場合は、UTOLにあればその科目のコースページのURLを伝える・UTASのシラバスに載っていれば検索方法を伝える・UTAS Lite に載っていれば検索方法を伝える
  • (趣旨違いですが)共有するのに不適切なURLの場合
    • 具体例(固有のURLがなくアクセスするたびに変化するので送っても相談者からアクセスできない場合):UTASのシラバスページ・UTokyo Account のサインインページ
    • 具体例(一定期間ごとにURLが変化する場合):UTAS Lite の講義ページ
  • 迷ったらSlackで相談・確認しましょう。

UTokyo VPN

Armプロセッサ対応のCisco Secure Clientインストーラ
質問:
UTokyo VPN の初期設定について。Cisco Secure Client のインストーラーをダウンロードしたが、実行すると使っているPCのCPUに対応していないというエラーが表示される。インストールするにはどうすればよいか。

回答: ARM版のインストーラを実行する必要があるが、IntelやAMDのCPU向けのインストーラがダウンロードされた様子。ARM版を案内した。

  • WindowsPCの多くはIntel製/AMD製のプロセッサを積んでいるが、一部ARMのプロセッサを積んだ端末が存在する。
  • Intel/AMDかARMかに関係なく共通で動くソフトも多いが、Cisco Secure Clientなど一部のソフトはプロセッサの種類によりインストーラを使い分ける必要がある。
  • ダウンロードページで自動的に適切なインストーラを選んでくれることが期待されるが、うまく動かないケースがあるらしい。
  • 現状ではuteleconにARM版インストーラに関する説明は無く、問い合わせが届いたらその都度対応している。

UTOL

科目等履修生のUTOLの利用
質問:
科目等履修生は履修登録期間中はUTOLで正規の学生と同じようにすべての(履修が認められなかった科目も含めて)「コース」にアクセスできるのか
閲覧できる科目に制限をかける方法はあるか

回答:
科目等履修生の方も、UTOLでは通常の学生と同様に履修登録期間中は、履修が認められた科目以外の全ての科目の閲覧が可能という認識で問題ございません。
また、UTOLにおいて「コースの概要説明」や「オンライン授業情報」に掲載されている情報に制限をかけることはできません。

  • 科目等履修生は非正規生の受け入れ方法の一つです。正規生とは(規則上/システムの仕様上)扱いが異なるところがあります。
    • (身分の違いによるシステムの挙動の違いについて・過去のミーティング資料より)東京大学には編入生・研究生・科目等履修生など様々な制度があるので、遭遇した場合はSlackで相談すること、わからない場合は断言しないこと、が肝要です。
  • UTOLの内容へのアクセスについて
    • UTOLというシステム自体はUTokyo Accountを持つ全構成員がアクセスできます。
    • UTOLの各コースの権限を持っている人が、履修登録または担当教員登録していない学生からのアクセスを拒否する設定はできます。
    • しかし、すべてのコースを対象に、身分によってアクセスできる範囲を変えるような設定はないようです。
東大生のためのワークルール入門 ―働くことの意味・責任・権利について考える-
質問: 履修登録していないのに登録されているため削除したい。
回答: このコースは履修登録とは別に、全学的に自動で登録されている。自身で削除いただくことはできない。。「このコースでは、課題・テスト・アンケートの提出を行わない」にチェックを入れると提出状況一覧画面に表示されなくなる。
  • このコースは卒業要件に含まれず、履修上限にも算入されない。

その他

部局アカウント
質問: 新領域アカウント( @edu.k.u-tokyo.ac.jp )にサインインできない。
回答: 部局が管理しているので、部局の担当部署に問い合わせてほしい。
  • 新領域創成科学研究科に限らず、医学系研究科、生産技術研究所などのアカウントに関する問い合わせが来た場合も同様に部局の担当部署を案内。
学外からの電子リソースへのアクセス
質問: UTokyo VPNで学外からの電子リソース(データベース、電子ジャーナル、電子ブック)へアクセスできないがどうすればよいか。
回答: UTokyo VPNではなくEZproxyを利用してほしい。( https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/literacy/user-guide/campus/offcampus/ezproxy#about )
  • 学生か教職員か、常勤か非常勤かといった身分によって利用できる電子リソースの範囲が異なるのでEzproxy経由でも利用できない場合は、ASKサービスを案内
    ( https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/ask/ )
  • 教職員はUTokyo Portalから利用できる電子リソースの範囲を確認できる。
PC初期化サービス
質問: 学内でPCの初期化を行なっている部署はあるか。
回答: (教職員に確認の上、)当窓口の把握する限りではPCの初期化のサービスは学内では提供していない。
対面での相談方法
質問: ECCS相談員に相談したいが予約などは必要か。
回答: 予約は不要なので相談員配置時間内に配置場所に直接向かってほしい。
  • 相談員は各自の学習・研究の妨げとならない範囲で交替で勤務しているので、勤務者不在の時間帯もある。ECCS相談員の配置状況については以下より振替の反映された最新のものを確認できる。( https://gm.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/gm/schedule/2025s)
公開日
更新日
編集者
S Ishihara