- 太字 は頻出事項の再確認です。
- オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。
ミーティング資料
今週多かった相談
- コピーカードリーダー・ICカードリーダー系の不具合。
- 卒論提出時期だからか、枚数の多いPDFの印刷が多かった
- コピーカードの度数が足りない場合は、印刷を引き継げない。もし印刷が途中で終わってしまったら、途中のページからジョブを出す方法を教える。
- 印刷がなかなか始まらない場合は、「画像として印刷」を試す。
今週・先週のECCS広報
- 脆弱性対応による SSL v3 の無効化について
- GMail で ECCS のメールを送受信する設定をする場合、「TLS」ではなく「SSL」を選ぶ必要があるとの情報があった。
- 「Gmail を使用して他のメール アドレスからメールを送信します」にSMTPアカウントを追加する際の、「SSL を使用したセキュリティで保護された接続(推奨)」という選択肢のことだろうか?ここでいうSSLとTLSは、暗号化方式とは別の、認証プロトコルの違いを表しているようだ(GMailのヘルプ)
- その他、ITC-LMS関連のFAQ等
- 12/17にシステム更新があったが、その後FLASH Playerの更新があり、SafariでYoutube等が見られない状態になっている。
- ここで、前回のミーティングで挙がっていた、Safari でプラグインの使用を「常に許可」することが推奨されない、ということの理由をお聞かせいただければ幸いです。 (星)
- 「『常に許可』することのリスクを全相談員が正しく説明できるとはいえない以上、恒久的にセキュリティリスクを生じさせるオプションを設定すべきではない」。
個々の事例
保存しようとすると「an unknown error occurred」というメッセージがたまに出るとのことです。
エラーは常時出るわけではなく、ふつうに保存できることも多いようなのでひとまず様子をみることにしてもらいました。つまり未解決です。
少なくともOver Quotaではないことは確認しました。
* (同じ人)Wordの「脚注参照」が上付き文字ではないふつうの数字になってしまった。
脚注参照の書式を一括変更はできるはずですが、私としても自信がなかったので、
参考になりそうなページを示し、よさそうな解決法を自分で探っていただくことにしました。
http://www.office-qa.com/Word/wd31.htm
文書は元々LibreOfficeで編集していたものだったそうです。
脚注の中に入ってしまった不要な空白を削除しているうち、
なぜか脚注参照番号の書式の一部まで変わってしまったということをおっしゃっていました。
- 返答などなし。
- これだけだと問題の再現方法も原因もよく分からないので何とも…。ちなみに、Word で文書を通常の方法で保存できない場合に、どうしても文書を保存したい場合には、他形式で保存したり、コピーアンドペーストで他の文書に写したりすることが考えられますが、情報をできるだけ残すという点では、リッチテキスト形式(
*.rtf
)での保存が第一選択だと考えます。これについては FAQ でほぼ執筆が完了していますが、実はリンクを張るために、他の方が作成されている別記事の完成待ち。 (星)
Q. PowerPoint for Macで図形を挿入しようとするとエラー「リレーションシップ ID rld1 のイメージ パーツがファイルにありませんでした。」が表示され正常に挿入できない。 (Presentation Slides.pptx)
A. Webで調べたところファイルの破損のようだった。いくつかの操作を試して以下の方法を案内した。* 新しいPowerPointファイルにスライドをコピーしてそちらを利用する
→書式もコピーするとコピー先でも図形が挿入できなくなるようなので、書式は再設定する必要がある
* 一時的なPowerPointファイルを作成して、そこで作成した図形を問題のスライドにコピーする
→破損したファイルを使い続けるのは危険なのであまりおすすめできないが、手間が少ない
* Windows版で修復を試みる
→未検証。Mac版には手動の修復機能がないので、Windows版を利用する知る限りでは、Office for Macでは少なくともファイルオープン時に破損していると判断された場合に自動で修復ダイアログが出るようになっている。後で預かったファイルを調べてみたところ ppt/theme/ 以下の theme1.xml で blipFill タグが参照している rId1 およびそれを定義している _rels/theme1.xml.rels に原因がありそうだった。theme ディレクトリを削除して再構成した pptx ファイルを開いたところ修復ダイアログが表示されたので修復すると(元通りではないのだろうが)少なくとも見た目は同じままで問題は解決していた。
ファイル「Presentation Slides.pptx」は「https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/internal/upload/1418804228.pptx」を指しているということでよろしいでしょうか(このアップローダーはファイル名を改変してしまうので、文章中で参照先を示すのが面倒なのですよね…)?
図形を作成するたびに「リレーションシップ ID rld1 のイメージ パーツがファイルにありませんでした。」というメッセージが表示されるのを抑制する簡単な方法は、単純な塗りつぶし(塗りつぶしなしも可)が適用されている図形(そのような図形がなければ、図形を新規作成します)を右クリックし、ポップアップメニューで「既定の図形に設定」を選択することです。この方法では文書ファイルの再構成や修復機能は不要です。
今回の問題を再現する具体的な方法は、残念ながら見つかりませんでした。この方法をご存知の方は示していただければ幸いです。
- 今回は、ファイルの内部構造には手をつけず、誰でも簡単かつ素早く実現できる方法(「既定の図形に設定」)を提案いたしました。しかしながら、ファイルの内部構造に手をつけるのも一つの方法であり、ファイルの内部をお調べになったのは良いことと考えます(僭越ながら…。なお、ファイルの内部構造に手をつける方法はここに書くには長すぎるので、[tutors 7501]を参照)。なお、Office の操作方法の習得は ECCS 相談員の必須要件ではないものの、多くの人はどこかで Office を使う機会がありましょうから、書籍などで基本事項をおさらいすると良いかと思います。 (星)
このような正規でない利用方法を採っている理由を伺ったところ、この人は USB メモリーに格納されている文書を複合機で直接印刷したい(「USB メモリープリント(P)」を使用したい)のですが、正規の方法では USB メモリーが認識されず、Windows エクスプローラーなどで USB メモリーを示す(DOS/Windows の)「ドライブ」を何度も開き直すと正しく認識されることがある、というものでした。この人は「皆このノウハウを知らないでいる」と言っており、私は「正規の方法であっても、単に USB メモリーを何回か抜き差しすれば認識されることがあります」と申し上げましたが、なかなか納得しないようでした。
参考までに、この人の使用していた USB メモリーには「TDK trans-it CHRONOS」と刻印されており、まだ購入してから数日しか経過していなかったとのことです。
(中略)
現在のところ、この問題は「USB メモリーと端末(USB コントローラー、デバイスドライバーなど)の相性」によることになっていますが、問題の切り分けのよりよい方法はないでしょうか(パソコンを何種類か用意する(?)、とか)?
- 返信がありました。以下とのことです。
- 「この(バッド)ノウハウは以前私が〇〇さんのメールを元に検証実験を行い、相談員限定で共有したものに該当します。Geminettもこの方法であれば認識させることができます。しかし、まずい方法であることに変わりはないので、ECCS2016では改善を望みます」
- [tutors 7033](2013 年 10 月 30 日付)によると、「複合機及びプリンタ操作端末については、明らかな異常時以外は電源には触らない」、「バッドノウハウが説明された事例があれば報告してほしい」、「USB メモリープリントが使用できない場合には、iMac 端末から通常の印刷を行う」、とのこと。そう言えば、業者による調査はどうなったのだろう? (星)
- 上記のような「バッドノウハウ」を相談員が紹介してはいけない。
『複合機でスキャンをした際に、データ転送が終わってないのにも関わらず「リセットしますか?」と言うメッセージが複合機に表示されるため、リセットされないように見張っていなければならない。転送が終わるまではリセットしないようにできないのか。』
(編注:この利用者の方に、「リセットしますか?」を無視したら自動的に複合機はリセットされるのか、と尋ねられましたが、その点については知識がありませんでしたので、「その可能性がある」とお答えしました。)
この「リセット」は原稿読取作業の終了(+複合機に蓄積されたデータの転送の開始)と設定の初期化を意味するもので、データ転送の中止は発生しないと思います(実に紛らわしいメッセージですが…)。しかし、他の利用者が複合機を操作する可能性を考えると、面倒でもデータ転送中には利用者自身が見張り続ける(少なくとも、その場を立ち去らない)のがよいと思います。
また、「データ」と書かれたランプの点滅が終わるまでは転送が終わっていない(にもかかわらず、PCから「USBメモリーの取り外し」の処理が出来てしまう)、ということを知らず、先日スキャンに失敗したので、『ランプの点滅が終わるまで待たなければならない』ということをよく見える場所に書いて注意喚起したほうが良いのでは、という伝言もお預かりしました。
これも複合機(系)の不親切な点なのですけどね…紙などで注意喚起してもはたして利用者が読んでくれるかどうか…(汗)。
ちなみに、「USB メモリーの取り外し」ではデータ転送が中止されますが、既に転送されたデータは USBメモリーに残ります。これに対して、複合機から「中止」を行うと、USBメモリーに転送されたデータも含め、一つのジョブに関与する全てのデータが削除されてしまいます。これも複合機(系)の奇妙な仕様の一つであります。
→ 生協の方をお呼びしましたが、生協の方が到着するより前に突然正常な動作を取り戻しました。印刷枚数が100毎程度だったようなので、フリーズした可能性もあります。その程度でフリーズする機械ではないとは思いますが。
- いわゆる「画像として印刷」で解決する問題(次事案参照)と同様に、何らかの事情でデータサイズが巨大になっていたのかもしれない。ファイルの提供が受けられるとよかった。
- H氏の返信もあったが、このような場合は論文のURLを控えておくといいだろう。
- 「『Fuji Xerox 詳細設定』を変えるというやり方」というのは「イメージ変換出力」のことでしょう。アプリケーションの設定で「画像として印刷」するのも同等の解決法です。 https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/?page_id=208#ic8ce88b
** ファイルを消しても消しても何回も出てくる
** ゴミ箱にたまっていただけでした
* (上記と同じ質問の作業中)プリントと名前が入っているファイルが消せない
** ゴミ箱に入れても消せない、そもそもゴミ箱に移動できないものも
** プリント.zip.downloadというようなファイル名が移動すらできなかった
*** safariは落としてありました
** https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/?page_id=709と似た症状
** リネームしてゴミ箱に入れても削除できなかった
** リネームせずにターミナルからrm -rfしようとしたらそもそもファイル名を指定できなかった
** 結局英数字でリネームしてから1ファイルつrm -rfして削除した
* 要領不足でダウンロードできない
** ゴミ箱も空だし大きなファイルを置いた心あたりもない
** 原因究明する時間もないのでUSBメモリにダウンロードしたい
** リンク先を別名で保存で保存先をUSBメモリに指定して解決しました
- 日本語ファイル名問題でターミナルからファイル名を指定できないという例は珍しいか?
- 一応「※ターミナルに問題のファイルをドラッグ&ドロップすると正しいパスが入力されないため、コマンドの実行に失敗します。」とある: http://www.ecc.u-tokyo.ac.jp/announcement/2013/04/24_1724.html
- ちなみに、特定のファイルを指定したい場合には、キー Tab でファイル名を補完したり、命令 ls などでファイル名を表示させてコピーアンドペーストしたりするのは有効。全てのファイルを指定するなら「*」で(作業対象のディレクトリーが適切であることを必ず確認)。 (星)
- /mnt/ECC/bin/tonfd.rbについては、ECCS2012更新時に、「引数をNFCからNFDにリネームする」処理から「引数はFinderが勝手にNFCからNFDに変更したものと解釈し、「NFCに変換した引数」から「元の引数」にリネームする」処理に変更することで対策を行っています。この「勝手に変更」については日本語ファイル名問題のページ(のメモ書き)にある通り、10.7 Lionで導入された不具合だと思われます。 (山田)
- 容量不足については、セキュアWWWサーバからディスク使用量を確認したほうがよかっただろう
- 実は、利用者領域の空き容量は Macintosh 環境では Finder でも利用者領域を開いているウィンドウの下部で確認できるのだが、ファイルを削除することによる空き容量の変化が反映されるのがなぜか遅い(数分以上かかることも多い。再ログインすれば一時的に直る)。Windows 環境ではドライブ Z: の空き容量を参照することでも可能。 (星)
- Mac 環境と Windows 環境の使用量は共通(合算)なので、片方の環境に不要なファイルがない場合、WebDAV等でもう一方の環境についても調べてみるとよい。
- 日本語ファイル名問題: https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/faq/japanese-filename-issue/
– 何回か試してもうまく行けなくて、加えて僕自身もスキャナに詳しくないので、即解決方法として全部スキャンしてからGIMPなどを使って必要な部分だけを切り取ることを答えました。
- おそらく入出力端末か。
- プレビューでスキャンする場合は予備スキャン機能があり、それで生成されたプレビュー画像から欲しい部分のみをトリミングすることができたはず。
- http://hwb.ecc.u-tokyo.ac.jp/current/literacy/io/scanner/
Q. コピーカードの金額が足りない時、途中でカードを入れ替えると印刷が継続されるか?
A. お金が関わることでかつ確実なことが言えなかったのでわかりませんと答えました印刷金額が足りなくて途中で停止した場合、カードを入れ替えて停止したところから再開ということはできるのでしょうか?
システム相談員ミーティング第1回の資料 (
https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2013/10/20131015_handout.pdf
) の [tutors-komaba 18951] に同様の事例がありました。コピーカードの入れ替えによる印刷の継続はできないようです。
- 覚えておこう。
- 印刷を行うアプリケーションで、ページ範囲を指定して印刷しなおす。
→印刷しようとしたものは、紙をスキャンしてできた pdf ファイル
でした。そもそも解像度が著しく高かったので、convert コマンドで
200dpi の jpg ファイルに変換し、再度印刷していただきました。
次回の予定
- 次回のミーティングは1月23日(金)12:25 — 12:50 at E33 です[要出典]。