サポーターミーティング(2023年12月18日)

司会:市川、川添、守屋
説明:
書記:
参加者:サポーターn名

オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。

最近の事例から

ECCSクラウドメール (Google Workspace)

自分に対して送信したメールが「受信トレイ」に表示されない
質問: [任意]@g.ecc.u-tokyo.ac.jpから自分自身のエイリアス(`[共通ID]@g.ecc.u-tokyo.ac.jp`)や自分が属する Google グループにメールを送信したが、受信トレイに表示されない
回答: それが Google が意図した動作です
  • https://support.google.com/a/answer/1703601

    Gmail では受信トレイを整理する手間を省くために、自分で自分のエイリアス(または自分が属するグループ)宛に送信したメールは受信トレイに配信されないようになっています。このようなメールは [送信済みメール] や [すべてのメール] に保管されています。エイリアスやグループ宛のメールを受信トレイに表示するには、ご利用のアカウントでエイリアスまたはグループを別の「名前」のアドレスとして設定してください。

  • 一方で、グループの「私のメンバーシップ設定」から「表示名」をいじると受信トレイに届くようになったとの報告
    • もともと「.[名前]」となぜか先頭にピリオドが付されていたものを削除したとのこと
      • ECCSクラウドメールの表示名は「姓」と「名」の二つのフィールドがあるのに対し、人事情報システムの氏名については一つのフィールドしかないことから、ECCSクラウドメールの「名」フィールドには形式的にピリオドを入れているものと考えられる
共有ドライブの代表者に設定した後の容量設定
質問: 代表者が設定されていない共有ドライブに代表者を設定したところ、容量が自動的に5GBに設定された。どのように容量を増やせばよいか
回答: ストレージ管理システムから容量変更を行ってください
  • 代表者がいない共有ドライブに代表者を設定した場合、自動的に共有ドライブ容量が下限値の5GBに設定される
  • 使用量が5GB以下だった場合は問題ないが、それ以上だった場合は、ECCSストレージ管理システムから容量を増加させる必要がある
    • 使用量が共有ドライブ容量を上回っている場合、共有ドライブへの書き込みができない
Google グループで、ファイルをインポートするなどしてメンバーの一括登録をしたい
質問: 1000人規模の人数を Google グループに追加したいが、CSV形式などのファイルをインポートして一括登録することはできるか
回答: Web上のGUIではできません。GASなどでスクリプトを用いれば可能と思われます
  • g.ecc.u-tokyo.ac.jpのグループにおいては、Web上のGUIにそのような機能は存在しない
    • GASなどでスクリプトを作成すれば可能と思われる
  • メールホスティングサービスのドメインのグループならば、CSV登録機能が存在する
  • 素朴にスプレッドシートなどで開いて中身をコピーしたのち「グループ メンバー」欄にペーストすれば、まとめて入力できる

    • 1500レコードで動作することを確認。どこまでスケールさせられるかは不明

UTokyo Account

SharePointのアクセス権限がない場合のエラーメッセージ
質問: UTokyo PortalにログインしようとしてUTokyo Accountでサインインを行うと「申し訳ございません、アクセス許可がありません。」と表示されてアクセスできない
回答: URLが間違っている可能性があるので、正しいものから入りなおしてみてください
  • 「申し訳ございません、アクセス許可がありません。」はアクセスしているSharePointのページに対してアクセス権限がないことを意味する
    • 「これに対するアクセス権がありません」と混同しがちなので注意(こちらは、UTokyo Accountの多要素認証を有効化していない状態で多要素認証を有効にすることが必須なシステム(UTokyo Slackなど)にサインインを行うと発生する)
  • 今回のエラーの原因は不明だったが、改めて https://login.adm.u-tokyo.ac.jp/utokyoportal/ にアクセスを試みていただくと無事閲覧できた

UTokyo Accountにおける多要素認証

FIDOセキュリティキーが本人確認手段として使えないシステム
質問: 出張旅費システムにおいてFIDOセキュリティキーを用いてサインインできない
回答: 現時点ではそれが正常な動作です
多要素認証の初期設定を行おうとした際に、多要素認証でのサインインを要求される
質問:多要素認証の初期設定を行おうとしたら、なぜか手順1で多要素認証を用いたサインインを要求されてしまって先に進めない
回答: 多要素認証の本人確認方法再登録を行ってください
  • 以前途中まで多要素認証の手続きを進めたが、手順4まで完了させずに途中で放棄した場合などにこのようになることがある
  • こういった場合には再登録で解決する
    • 手順4まで進めていない場合、UTokyo Account自体にはサインイン可能であり、申請サイトや窓口を使わずともフォームで可能
多要素認証の手順1で登録するメールアドレス
質問: 多要素認証を設定する過程で間違えたメールアドレスを登録してしまった。どうすればよいか
回答: 手順2のページから変更できます
  • UTokyo Account の多要素認証におけるメールアドレスは、手続き上の都合により形式的に登録するものであって、本人確認方法として使うことはできない
  • ただし、ここで登録するメールアドレスはUTokyo Accountのパスワード再設定の際に使用するアドレスとして登録される、という挙動が知られている
  • パスワード再設定に使うメールアドレスは、UTAS(学生)もしくは人事情報MyWeb(教職員)から登録するよう案内しているが、万一のことを考えるとメールアドレスが正しいに越したことはない
  • 間違えてメールアドレスを登録してしまった場合、手順2の多要素認証の設定ページで正しいものに修正することができる

Microsoft 365 (Office)

Office をインストールすることができるMac
質問: macOS Big Sur (Ver. 11) までしか対応していない MacBook を使っているが、Office を再インストールしようとしたところ、macOS Monterey (Ver. 12) 以降を求められた。インストールする方法はないという認識であっているか
回答: ご認識の通りです
  • https://support.microsoft.com/ja-jp/office/-16b8414f-08ec-4b24-8c91-10a918f649f8

    最高のエクスペリエンスを提供するために、 Microsoft 365 for Mac、Office 2021 for Mac、 Office 2019 for Mac は、Apple の macOS の最新の 3 つのメジャー バージョンをサポートしています。

    2023 年 9 月 27 日の時点で、最新の 3 つのメジャー バージョンは macOS Sonoma、macOS Ventura、macOS モントレーです。

その他

情報セキュリティインシデントへの対応
質問: 標準型攻撃メールと思しきメールが届いた
回答: 東京大学の情報システムへの攻撃のような情報セキュリティインシデントが発生した場合、部局窓口部署で初動対応を行っているため、部局連絡窓口に連絡してください
  • https://univtokyo.sharepoint.com/sites/Security/SitePages/Incident_Liaison_System.aspx
  • 情報システムや機器に関するインシデントを情報セキュリティインシデントと呼び、以下の二つに分けられる
    • 情報システムインシデント
      情報システムへの攻撃・情報漏洩
    • 情報インシデント
      情報機器の紛失・盗難
  • どちらの場合も部局窓口部署で初動対応を行っているため、発生を確認したら部局連絡窓口に連絡する
    • この対応フローは情報セキュリティ教育にも含まれており、東京大学の情報システムを利用する全構成員が知っておくべきこと
      • 余談:
公開日
更新日
編集者
Tomohiro Kawazoe