UTokyo Wi-Fi トラブルシューティング

このページでは、あなたのお手元で発生している現象から、UTokyo Wi-Fiを利用できない原因を推測し、解決策を見つけるお手伝いをします。
「UTokyo Wi-Fiを利用できない」とひと口に言っても色々な原因が考えられます。実際に利用できるようになるまでのどのステップでつまづいているかを正確に把握することが必要です。
このページを読んでも解決しない場合(あなたの状況に該当するケースが書かれていない場合、書かれている手順をうまく実行できない場合、書かれている手順の通りにしてもうまくいかない場合など)は、相談員またはuteleconサポート窓口に問い合わせてください。詳しくはこのページの末尾「問い合わせたい」を参照してください。

目次

以前は接続できていたが、なにもしていないのに急に接続できなくなった

アカウントが失効した可能性

  • 既存のUTokyo Wi-Fiアカウントが失効した可能性があります。失効する理由にはいくつかのパターンがあります。
    UTokyo Wi-Fiアカウントには有効期限があり、前年度分のアカウントは、毎年4月末日に一斉に失効しますUTokyo Wi-Fi アカウントメニューから再度アカウントを発行してください。
  • 東京大学無線ネットワークシステム(UTokyo WiFi)利用規程」が定める禁止行為を行った場合、UTokyo Wi-Fiアカウントが失効します(参考)。
  • 毎年行われる情報セキュリティ教育において、期日までに確認テストに合格しなかった場合、UTokyo Wi-Fiアカウントが失効します。2023年においては、8月7日までに合格しなかった方を対象として、8月9日に失効の処理が実行されました。
    • このパターンに該当するか確認するには、UTokyo Wi-Fi アカウントメニューにサインインを試みてください。サインインを試みた際、「申し訳ありませんが、サインイン中に問題が発生しました」もしくは「Sorry, but we’re having trouble signing you in.」というタイトルで「AADSTS50105: Your administrator has configured the application utokyo-wifi-2022」のエラーコードが表示される場合、これに該当します。「AADSTS50105: Your administrator has configured the application utokyo-wifi-2022」のエラー画面
    • 情報セキュリティ教育の受講を完了した上で、UTokyo Wi-Fi アカウントメニューから再度アカウントを発行してください。情報セキュリティ教育の受講に関しては、詳しくは東京大学の情報セキュリティに関するポータルサイトに記載の内容を確認してください。
      • 確認テストに合格するためには、全問正解が必要です。
      • 学生用と教職員用のテストフォームを取り違えていないか確認してください。

障害や電波の不調の可能性

障害が発生しているかもしれません。周りの人も接続できない場合は、障害の可能性が高いです。障害が発生している場合は、uteleconのUTokyo Wi-Fiのページなどに掲載されます。
あるいは、単に電波状況などによって一時的に接続しづらくなっているかもしれません。場所や時間帯を変えて試してみてください。

機器の不具合の可能性

お使いの機器の不具合かもしれません。複数の機器をお使いで、他の機器では接続できる場合、機器の不具合の可能性を検討してみてください。

  • 接続できない機器を再起動してみてください。
  • 設定情報をいったん削除してから再起動してみてください。設定情報を削除する方法については、uteleconにある、機器の種類ごとの詳しい接続手順ページの中の手順3が参考になります。お使いの機器ごとに、該当するページを参照してください。
    • 例えば、原因は不明ですが、WindowsのPCにおいて「Windowsセキュリティ」の画面が表示され、Windowsのログインに用いるIDとパスワードを入力しても接続できないケースがあるようです。この場合、設定情報をいったん削除してから(再起動し、)改めて既存のUTokyo Wi-Fiアカウントで接続の操作を行うと、正しく接続できるようです。
    • なお、機器の不具合ではなくとも、設定情報をいったん削除してから再起動してみることが有効なケースがあります。例えば、UTokyo Wi-Fiのサーバ証明書が変更された際に新しい証明書を「信頼」する操作を行っていない場合、設定情報をいったん削除してから(再起動し、)改めて既存のUTokyo Wi-Fiアカウントで接続の操作を行うと、正しく接続できるようです。
  • OSの更新プログラムを適用したり、バージョンを最新のものにアップデートしたりしてみてください。

UTokyo Wi-Fi アカウントメニューにログインできない

UTokyo Wi-Fi アカウントメニューへのサインインには、UTokyo Accountを用います。

ユーザー名またはパスワードが誤っている場合

サインインを試みた際、安田講堂の画面で「ユーザー ID またはパスワードが正しくありません。正しいユーザー ID とパスワードを入力して、再度実行してください。」と表示される場合、ユーザー名またはパスワードが誤っている可能性があります。

  • ユーザ名・パスワードを正確に入力しているか確認してください。正しく入力したつもりでも、よく見直すと間違っていたということはよくあるものです。
    • ユーザ名の欄に入力するのは、半角数字10桁の共通IDの後に東京大学であることを表す記号「 @utac.u-tokyo.ac.jp 」を付けたもの(例:「 0123456789@utac.u-tokyo.ac.jp 」です。
    • アルファベットの大文字・小文字や記号などを、正確に入力しているか確認してください。例えば、Caps LockやNum Lockの状態は意図したとおりになっていますか。あるいは、半角で入力すべき「@」が「@」のように全角になってしまっていませんか。
    • キーボードによって記号の配置が異なる場合があります。ユーザ名欄に記号を入力してみるなどして、確認してください。
  • 問題の所在を詳しく把握するため、UTokyo Account 利用者メニューにサインインできるか確認してください。
    • このとき、「共通ID(数字10桁)」の欄に入力するのは、半角数字10桁の共通IDのみです。「 @utac.u-tokyo.ac.jp 」は付けないでください
    • サインインに成功する場合、UTokyo Accountのパスワードの有効期限が切れています。UTokyo Account 利用者メニューで、新しいパスワードを設定してください。
    • サインインに失敗する場合、UTokyo Accountのパスワードを再設定または再発行してください。

「AADSTS50105」のエラーコードが表示される場合

サインインを試みた際、「申し訳ありませんが、サインイン中にトラブルが発生しました」もしくは「Sorry, but we’re having trouble signing you in.」というタイトルで「AADSTS50105: Your administrator has configured the application utokyo-wifi-2022」などのエラーコードが表示される場合、当年の情報セキュリティ教育において確認テストに合格しておらず、UTokyo Wi-Fiの利用が停止されています「AADSTS50105: Your administrator has configured the application utokyo-wifi-2022」のエラー画面

  • 2023年においては、8月7日までに合格しなかった方を対象として、8月9日に失効の処理が実行されました。
  • 情報セキュリティ教育の受講を完了した上で、再度サインインを試してください。情報セキュリティ教育の受講に関しては、詳しくは東京大学の情報セキュリティに関するポータルサイトに記載の内容を確認してください。
    • 確認テストに合格するためには、全問正解が必要です。
    • 学生用と教職員用のテストフォームを取り違えていないか確認してください。
  • なお、既存のUTokyo Wi-Fiアカウントは失効しているため、引き続きUTokyo Wi-Fiを利用するためには再度アカウントを発行してください。

アカウントを発行したのにメールが届かない

  • ECCSクラウドメールにメールが届いているはずです。確認してください。
  • 迷惑メールも確認してください
  • 何らかの理由で、ECCSクラウドメールに届いたメールも、ECCSクラウドメール以外のアドレスに届いたメールも確認できない場合は、UTokyo Wi-Fiアカウントメニューで改めて新しいアカウントの発行を申請し、申請直後にのみ表示されるユーザーIDとパスワードをメモしておいて利用することもできます。

ユーザーID・パスワードを入力しても接続できない

  • UTokyo Wi-Fiの利用に際して入力するユーザーID・パスワードは、UTokyo Accountのユーザ名・パスワードではありません。UTokyo Wi-Fi専用のアカウントを発行して利用してください。UTokyo Wi-Fiの基本的な利用方法について、uteleconのUTokyo Wi-Fiのページを一読してください。
  • ユーザーID・パスワードを正確に入力しているか確認してください。正しく入力したつもりでも、よく見直すと間違っていたということはよくあるものです。
    • ユーザーIDは、アルファベットuから始まる8桁の英数字に「 @wifi.u-tokyo.ac.jp 」を付けたもの(例:「 u2301234@wifi.u-tokyo.ac.jp 」)です。省略せずにすべて入力してください。
    • 半角で入力すべき「@」が、「@」のように全角になっていないか確認してください。
    • パスワードに含まれるアルファベットの大文字・小文字や記号などを、正確に入力しているか確認してください。通知メールからコピーアンドペーストして入力してみてください。
    • 通知メールからコピーアンドペーストして入力している場合は、前後に余計な空白が入っていないか確認してください。
  • 有効なアカウントの情報を入力しているか確認してください。
    • 複数回アカウントの発行を申請した場合、最後に発行されたアカウント以外は既に失効しています。UTokyo Wi-Fi アカウントメニューの画面に表示されているアカウントのみが有効です。
    • その他、「アカウントが失効した可能性」はいくつか考えられます。このページの該当の箇所を確認してください。
  • 機器によっては証明書をインストールする必要があります。

アカウントを再発行したら接続できなくなった

アカウントを再発行すると古いアカウントは使えなくなります。このとき機器に古いアカウントの設定情報が残っていると接続できません。設定情報をいったん削除してから再起動してみてください。設定情報を削除する方法については、uteleconにある、機器の種類ごとの詳しい接続手順ページの中の手順3が参考になります。お使いの機器ごとに、該当するページを参照してください。

問い合わせたい

このページを読んでも解決しない場合(あなたの状況に該当するケースが書かれていない場合、書かれている手順をうまく実行できない場合、書かれている手順の通りにしてもうまくいかない場合など)は、下記の案内に沿って問い合わせることができます。

問い合わせに際して

  • 状況を詳しく伝えていただけると、問題解決がスムーズになる場合があります。ただし、※印の情報は、伝えていただいても相談員には手に負えない可能性が高いです(uteleconサポート窓口に問い合わせる際に活用してください)。
    • いつ問題が発生していることに気付きましたか。少なくともいつまでは問題なく利用できていましたか。
    • なにか特定の条件でのみ問題が発生することが(あるいは発生しやすい傾向が)ありますか。
      • 問題が発生した場所、発生しなかった場所(※フロア・部屋単位で詳しく)
      • 問題が発生した時刻、発生しなかった時刻(※分・秒単位で詳しく)
      • 問題が発生した機器、発生しなかった機器
    • 接続を試みた機器の詳しい情報を教えてください。例えば下記のようなものです。
      • 機器の種類(スマートフォン・タブレットか、パソコンか等)
      • OSの種類やバージョン(「iOS 16.6」「Windows 11」等)
      • メーカーや機種名(「Google Pixel 6a」等)
      • ※MACアドレス
    • Wi-Fiの設定画面を見せていただくことで、なにか設定の誤りを発見できるかもしれません。
      • ユーザーIDやパスワードの入力を済ませて接続しようとする直前の画面に関して、画面そのものまたはスクリーンショット(もしくは画面の写真)を見せてください。
    • 操作に失敗するとき、画面になにかメッセージ(エラーメッセージ)が表示されますか。
      • 「何々の理由で接続に失敗しました」や「エラーコード何々」のようなメッセージが表示されていたら、その文言をなるべくそのまま教えてください。
      • スクリーンショット等でもかまいません。
    • 問い合わせる前に、どんなトラブルシューティングを試しましたか。また、参考にしたwebページ等があれば教えてください。
  • なるべく、あらかじめutelecon上の説明ページを一読の上で問い合わせてください。
  • 主要な機器に関しては、utelecon相談員webサイト機器の種類ごとの詳しい説明ページがあります。問題解決の参考になるかもしれませんので、なるべく、あらかじめ確認してから問い合わせてください。
    • ただし、あらゆる機種に即したサポートを提供できるわけではありません。機器の問題が疑われる場合は、販売店やメーカーなどに問い合わせることも検討してください。

問い合わせ先

大学全体として提供している相談窓口は、下記の2つです。

  • ECCS相談員
    • ECCS相談員は、本郷地区・駒場地区の所定の場所に配置されている学生スタッフです。主にECCSに関する相談に対応しますが、UTokyo Wi-Fiに関する相談も受け付けます。相談したい方は「相談員の勤務場所・勤務時間」のページをごらんください。
    • 対面で相談できますが、UTokyo Wi-Fiへの接続記録等、システム管理者のみがアクセスできる情報を用いたトラブルシューティングはできません。それが必要な場合は下記のuteleconサポート窓口をご紹介しますが、その前段階として問題の所在を把握するためのお手伝いは可能です(それによって紹介先での解決が容易になるケースもありえます)。
  • uteleconサポート窓口
    • 東京大学の情報システムに関するポータルサイトのサポート窓口です。詳しくは「サポート窓口」のページをごらんください。
    • 対面の窓口ではありませんが、メールフォームでの相談においては、必要な場合、システム管理者が接続記録等を調査してお答えします。

一方、以下の窓口では、原則としてUTokyo Wi-Fiに関するサポートを受け付けていません(相談員へ:相談員はこれらの窓口を案内しないでください)。

  • 情報基盤センターの窓口。具体的には、情報教育棟(駒場Ⅰキャンパス)、情報基盤センター(浅野キャンパス)、福武ホール(本郷キャンパス)。
  • 学部・研究科等の教務・学務窓口や学生支援窓口。
  • 図書館のカウンター。