サポーターミーティング(2025年9月24日)

司会:河本
説明:沖
書記:市川
参加者:合計15人

オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。

最近の事例から

ECCSクラウドメール (Google Workspace)

GoogleWorkspaceディレクトリ登録名と名字
質問: Google Workspace ディレクトリの登録名が旧姓のままになっている。正しい氏名のみが表示されるように修正してほしい。
回答: 変更できない。

  • 当該登録名は、個人のアカウント設定から変更することはできない。
  • 「プロフィールの姓名」とは異なる。
  • どの箇所の氏名であるかを確認のうえで、解決策を探そう。
  • ちなみに、学内には通称名使用についての手続きがあるので、システム上の姓名の変更することは、一応可能?
  • 補足説明:(金子さん)
    • 学生:学務システムに、別途Web表示氏名があり、自動連携されている。システム的に大きく本名とは別に、通称名に登録することはできる。
    • 教職員:人事情報システムと人事給与システムがある。
      • 給与が発生する教職員の場合、人事給与システムの名前が、自動的に人事情報システムに連携されることになっているが、給与関係の名前なので、税・社会保障用の名前が、本名・戸籍名以外のものとして難しい。結果、本名・戸籍名で連携されることになる。
        • また、結婚などで変わる場合、人事給与システムを書き換える。(今回の問い合わせのケース)
        • しかし、人事給与で変更した名前が、UTokyo Accountの全てのプロフィールに反映される仕様でもないという話もポイントとしてある。
      • 給料もらっていない人は、人事情報システム登録するときにはペンネーム的な名前とかが割と広くある印象。
  • (学生の場合、通称名使用の制度は)性別不合のみなんですね、結婚とかでもありそうな気がしますが…(中村さん)
  • あとTeams表示名の相談もよくありますよね(中村さん)
    • そちらもよくありますね。日本語を英語表記にしたいといった相談がよく寄せられますが、UTokyo AccountのMicrosoftアカウントでは変更できません。(沖さん)
ECCSクラウドメールのグループアドレス
質問: ECCSクラウドメールのグループアドレスでできること・できないことを知りたい。
回答: 下記のリンクを共有。(詳細は以下のコメント欄に)
ECCSクラウドメールの転送期限
質問: WEBページには転送期限が180日と書いてあるが、WEBシステム(https://mhadm.ecc.u-tokyo.ac.jp/forward/list )上では180日を超えての転送が可能になっている。どちらが正しいのか。
回答: 前者(転送期限180日)の方が正しい。後者は別サービス。
  • 後者の記述は「ECCSクラウドメール連携システム」に関するものであり、これはメールホスティングサービスのドメイン管理者が操作するシステムの名称である。
  • メールホスティングサービス に関してはこちら: https://mh.ecc.u-tokyo.ac.jp/

Microsoft 365 (Office)

OSのversionとサポート
質問: Microsoft AutoUpdateを使って更新作業をしていたが、Microsoft Error Reporting 2.2が更新できない(ダウンロードエラーと表示される)。→ その後、有効な対応策がなくエスカレーションすることにしたが、使用しているOSがサポート対象がであることが判明した。
回答: OSのバージョンアップを行なっていただいた上で再度試していただくように案内した。
メールの送信人数上限
質問: 職員メール(Web版Outlook)で、1,000名をCcしてメール送信しようとしたところ、うまく送れなかった。
回答: 東京大学の職員メールシステムで利用しているExchange Onlineには、1日につきメール10000通までしか送信できないという制限があり、この制限に引っかかった可能性がある。
退職者のアカウント使用
質問: Excel使用時にライセンス認証のエラーが発生。退職された方のアカウントを使用していることが原因と考えログアウトを試みるも、現機能が使用できなくなるのではないかと不安になり、ログアウトしていない。
回答: 雇用区分に応じて使用できるOfficeが違うこと、自分のアカウントでのサインインで問題ないこと、セキュリティの観点から複数人でPCを共有する場合はPCのユーザーアカウント自体を別に作成してご利用いただくのが望ましいことを解答。
雇用区分による使用形態の違い
質問: 派遣職員がUTokyo Microsoft Licenseでアプリ版のOfficeを使用しようとするも、登録がうまくいかない。
回答: 「東京大学に雇用されている教職員」に該当しない場合は、UTokyo Microsoft Licenseでアプリ版Officeを利用できないが、UTokyo Accountを持っていればWeb版Officeは利用可能。また、共用PCでのソフトウェアの利用自体は派遣職員の方でも可能。
  • アプリ版のOfficeは学生および東京大学に直接雇用されている教職員の方が利用できるサービスである。
  • 本学に直接雇用されている教職員が共用PC等向けMicrosoftライセンスを利用して、本学所有のPCにOfficeアプリをインストールすれば、それらのソフトウェアの利用自体は派遣職員でも可能。

UTAS

学務・教務担当への案内
質問: UTASの「2025(令和7)年度_進路状況調査(大学院学生用)」において、「II. 就職」欄での回答が空欄だと入力エラーで送信不可とされ、自身の状況と対応する選択肢や回答がないため正確な回答を送信することができない。
回答: UTASの進路状況調査アンケートに関しては各学部・研究科等が実施しているため。ご所属の研究科の学務・教務まで問い合わせてほしい。
途中で解決した場合
質問: UTASにサインインができなくなった。
回答: チャットでの聞き取り中に、なぜかサインインできるようになった。
  • たまに「なぜか直りました」というケースがある。
  • すぐに同様の事象が起きないようにするためにも本当は原因を追究したいが、解決したからとすぐに帰られてしまう方もいる。
  • 53003の反映待ちだった可能性?「初期パスワード」の変更から最大30分は、UTASなどのサービスにサインインできません。(金子さん)

UTokyo Account

在籍期間が不連続
質問: 修士課程から博士課程進学のためセットアップをしていたところ、ECCSクラウドメールにサインインできなくなった。
回答: UTokyo Accountの失効によるアカウントロックとなっていること、英語授業プログラム(GPEAK)の学生であることから、教務課へ相談していただきたい。
  • アカウントロックであるが、在籍期間が不連続であるケース。
  • 今回のように進学や所属変更に伴うケースは、丁寧に確認する必要がある。
  • 駒場に「PEAK」(大学院は「GPEAK」)という「英語だけで卒業できます」という教育プログラムがあり、ここに関しては卒業のタイミングと入進学の制度の都合上、在籍期間にすきまが生じてしまうのです。これは現状解決の見通しが立っていません。(金子さん)
  • 学部の場合、所謂学際科学科国際環境学コース以外にもあるのですか?(中村さん)⇨ 教養学科内の「国際日本研究コース」もありますね(市川さん)
  • 後期課程に関してはそのとおりです。前期課程では一応文三と理二に配属される形になっています。(金子さん)

UTokyo Accountにおける多要素認証

“UTokyoAccountのパスワード有効期限失効”
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質問: 外部の設備管理会社所属、施設担当へ書類提出などで、UTACが必要。パスワードの有効期限切れ。
回答: 窓口での再申請に向かう
  • 通常のパスワード再設定の手順は、uteleconのページに載っている通り
  • この方の場合、再設定の方法を指定していなかったため、窓口で手続きを行った。
  • また、多要素認証未設定の場合は、パスワードに有効期限が生じる。設定した場合は、無期限に有効になる
  • 学内の方の場合は、多要素認証を必須化していて、一部ペナルティーを化している状態ですが、このような外部に所属している方ですと、ペナルティとして機能していない、そもそも設定するインセンティブがない(というかそもそも知らない)のかもしれない...

UTokyo Wi-Fi

“Windows10のサポート終了のUTokyoWi-Fi接続について”
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質問: Windows 10のサポート終了後もUTokyo Wi-Fiに接続して良いか
回答: 不可
  • UTokyo WiFi 利用規程:https://www.u-tokyo.ac.jp/adm/dics/ja/wifi_termsofuse.html
  • 第6条にて、利用者は「情報倫理・ コンピュータ利用ガイドライン」を遵守することとなっております。「情報倫理・ コンピュータ利用ガイドライン」にて、「サポートが終了しているOSやアプリ ケーションは修正が行われないため、原則として使用しない」こととなっていますので、サポートが終了しているOSを利用してUTokyo Wi-Fiに接続することはできない
  • 根拠の条文を探したりする、より自信を持って回答できます。
  • Windows10のサポート終了について、今後uteleconのサイトに案内を掲載予定なので、適宜確認するようお願いします。

その他

“情報セキュリティインシデントが疑わしい時は”
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質問: ECCSクラウドメールで転送設定ができず、本人確認が求められる。また、持っていないはずの端末がログインした履歴がある。
回答: 前者に対しては別のブラウザ、シークレットモード、別のデバイスで試すように案内。後者は情報セキュリティインシデントに相当する可能性のため、速やかに担当の窓口まで本件を伝えるよう案内。
  • 情報セキュリティインシデントが疑わしい時は、速やかに担当窓口まで連絡するように案内をする。
    • 過去のミーティング(20250602)資料を確認して、セキュリティに関する相談に対してどのような対応をすれば良いかを把握しておくと良い。
“UTokyoAccount宛てのメール”
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質問: UTokyo Account 宛て送信されているはずのメールが確認できない。
回答: 職員メールを使用しているかどうかを確認し、ECCSクラウドメールの受信フォルダでto検索をしてもらった。
  • UTokyo Account 宛てに送られたメールは通常ECCSクラウドメールに配信されるが、職員メールへ配信される場合もある。
“Windows10からのアップデートについて”
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質問: Windows10のサポート期限が切れるが、研究室で個人が所有するPCに関しては、各自で買い替えやOSアップグレードをすることになるのか。大学からOSアップグレードのサポートをすることはないのか。
回答: 原則、Windows Updateを使ってご自身でやっていただく。
  • OSアップグレードの要件を満たしている場合、Windows Updateにアップグレードのボタンが自動的に表示されるので、それを押せば良い。
  • 表示されない場合は、PC正常性チェックアプリを使って、要件が満たされていない原因を確認していただく。
    • 確認結果に応じて、PCの設定変更・部品交換・買い替えを検討。
  • Windows10の終了についての以下のページは見ておいてください。(玉造先生)
“スパムへの対応”
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質問: 自分のブログの宣伝の内容。
回答: サポーターでは回答せず、教職員にエスカレーション。
  • サポーターの方で「何も対応せずにクローズする」という対応はしてはいけない。
  • サポーターではわからない文脈での相談もあるので、適切な教職員グループに割り当てる。
公開日
更新日
編集者
M Inoue