司会:中條
書記:和田
参加者:サポーター18名 教職員3名
オレンジ色の部分は、ミーティング中に挙げられたコメント等です。
事務連絡
最近の情報更新など
- Zoom: Release notes for May 24, 2021
- Webex: What’s New for the Latest Channel of Webex Meetings
- Webex Events (New)のベータが外れたようです
- ミーティングのリアルタイム翻訳ができるようになっています
最近の事例から
Zoom
=> licensedかどうかを確認することと、原因不明の場合は当該ユーザーから問い合わせいただくようご案内する文案を作成した。
=> 以下のような返信があった: 代替ホストに割り当てられなかったユーザに確認したところ、ライセンスは付与されているとのことだった。改めて確認したところ、確かに代替ホストへの割り当てができるようになっていた。このユーザはこれまでg.eccでサインインしており、会議当日初めてutacでサインインしたとのこと。ライセンスの付与はアカウント作成時ではなく、ユーザーの初回ログイン時に行なわれるという理解で良いのか。一度もサインインしていない状態では代替ホストにはできないのか。
=>「Zoomのライセンス付与に関しましては、初めてUTokyo Accountを用いて「10桁の共通ID@utac.u-tokyo.ac.jp」のZoomアカウントにサインインすると、(共通IDで東大のZoomアカウントを利用されたことがない場合には、このタイミングで東大のZoomのユーザが自動で作成され、)ライセンスが付与されるという仕様になっております。」とお伝えした。
- 念のため確認しておくと、代替ホストに割り当てるためには以下の二つの条件を満たす必要があります。
- 「プロフィール」の「ライセンスタイプ」という欄にて「ライセンスあり」と表示されていること
- 「アカウントプロフィール」にて「UTokyo Zoom」と表示されていること
=> 結論としては「ブラウザに記憶されたサインイン情報にトラブルの原因がありそうなので、サインアウトしてからSSOでサインインし直すと良い」と案内しました。この方法でゲストとして入ってしまう問題が解決した事例が複数あるとSlackで情報をいただきました。
当初はブラウザ固有の問題を疑いましたが、ホストとして認識されない症状が判明したためサインイン情報の問題であると判断した。
- 勤務報告でのコメント: 類似事例(参加者詳細にて「ホストにする」が現われない)と併せて、ブラウザ版でホストになれない関係はサインインし直すという定石が明らかになりました(中途半端に壊れているのが一番厄介の法則を痛感しますね)。
=> ミーティングを設定したのとは違うユーザで会議に参加し、またレコーディングの確認を行ったのもその異なるアカウントだと考えた。また エイリアス@g.ecc~でサインインされているということで、SSOでサインインしたことで 共通ID@utac が別で生成されていることが推測できたため、このユーザが存在しているか・ホストとなった会議があるかの確認を依頼した。
=> SSOのZoomアカウントと「任意@g.ecc」のZoomアカウントを混用していることが確認された。質問者の不具合はいずれも「意図せずにミーティングを設定したアカウントとは異なるアカウントを利用した」ことに起因すると思われたので、そのことを説明して、今後はSSOアカウントのみの利用を推奨する文面を作成した。
- 今週のエスパー。やっぱり調査前に正解を当てちゃうのがすごい。
- 必要に応じてzoom担当の方の助力を得ましょう。
=> 事務業務端末担当に確認し、クラウドをすすめる方針で文案を作成した。
- 事務業務端末とは、職員の方が利用するシンクライアント端末です。
- 事務業務端末の個人データ領域は7GB。Zoomの録画は状況にもよるがよるが、1時間1GB程度は必要であるため、ローカル保存先として事務業務端末は適切ではないとのことでした。
- zendesk内に事務業務端末担当の方がいらっしゃるのでわからない場合は無理せずそちらにお願いしましょう。また#help内で他の方に意見を聞くのもよいとおもいます。
ECCSクラウドメール (G Suite)
Google Classroomの「テスト付きの課題」という機能です。Classroomの「課題」はGoogleフォームとは別の機能で、その上で課題にGoogleフォームが紐付いてフォームに回答する形の課題が作成できる、という仕様になっています。そして、解答開始・終了の時刻はGoogleフォーム側ではなくClassroom側で設定する必要がありました。
はじめGoogleフォームの方の画面を開いていたので、まずClassroom側に移動していただいて該当の課題を開こうとしたのですが、見当たりませんでした。どうも、課題の作成・編集画面を閉じる際に「下書きとして保存」から閉じないと消えてしまう仕様になっており、それで片割れのGoogleフォームだけが残されている状態だったようです。
新たに課題を作成して、画面共有で見せていただきながら設定を行いました。以下、(本題から外れて質問された点も含み)ご案内した設定に関する詳細です。
1. 右上の「課題を作成」ボタンの右の下向き三角を押すと、プルダウンで「課題を作成」「予定を設定」「下書きを保存」「下書きを破棄」の4つの選択肢が現れます。
1-1. 「課題を作成」を押すと直ちに学生〔ちなみにGoogle Classroomの用語では「生徒」〕がその課題に解答できる状態になります。
1-2. 「予定を設定」を押すと学生側に課題が公開される(解答できるようになる)時刻を指定できます。解答開始時刻を指定するにはこれを使います。
1-3. 「下書きを保存」を押すと学生側に課題を公開せずに(解答できるようにせずに)一時保存することができます。
2. 右側の中ほどにある「期限」の欄で解答終了時刻を指定できます。
3. 課題の画面で、Googleフォームのところにオプションとして「Chromebookのロックモード」というのがあるが、これをオンにすると学生が小テスト中に他の画面を見られないようにできるのか => あくまでChromebookが対象の機能なので、Chromebook以外の端末には効かないと思います(後で調べたら、Chromebookも学校が管理しているものでないとダメそう)。
4. 右側のやや下の方にある「ルーブリック」とは何か => 採点を支援するために評価基準を登録したりできる機能のようです〔ちなみに、「ルーブリック」とは一般に評価基準表のことで、通常、生徒・学生に対して提示される客観的なものであることを含意します〕。
また、上に書いた経緯から、既に作ってしまったGoogleフォームを新しく作成する課題に紐付け直して使いたいという状況が生じました。左側の中ほどに、「追加」ボタンと「作成」ボタンの2つのボタンがあり、「追加」ボタンを押してGoogleドライブから該当のGoogleフォームを選んで追加すると、普通に課題に紐付いたGoogleフォームになるようです。
〔「作成」ボタンがその課題に紐付いたGoogleフォームを新たに作成するボタンであることは想像が付いたのですが、「追加」ボタンには添付ファイルのマークが付いていたので単に添付ファイルを追加するボタンであってこれを押してもテストとして紐付かないのではないかと思ったら、そもそも「テスト付きの課題」とは内部的にはGoogleフォームが添付ファイルとして添付された課題という扱いになっている、ということのようです。難しい。Googleのサービスはたいてい内部の概念が難解ですが、触ったことがないGoogle Classroomの教師用画面で一瞬でそれをエスパーして理解するのは尚更ですね〕
参考文献
https://support.google.com/edu/classroom/answer/9095575?hl=ja テスト付きの課題を作成する – Classroom ヘルプ
https://support.google.com/edu/classroom/answer/6020265?hl=ja 課題を作成する – Classroom ヘルプ
https://support.google.com/chrome/a/answer/7634943?hl=ja クイズでロックモードを使用する – Google Chrome Enterprise ヘルプ
https://support.google.com/edu/classroom/answer/9335069?hl=ja 課題のルーブリックを作成または再利用する – Classroom ヘルプ
https://support.google.com/edu/classroom/answer/9335428?hl=ja ルーブリックを使用して採点する – Classroom ヘルプ
https://www.bukkyo-u.ac.jp/about/uploads/fdsd_GoogleClassroom_add5.pdf 『テスト付きの課題』(Googleフォーム)の使用方法について(佛教大学)
- 学生が触ったことのないサービス(人事情報MyWebやGoogle Classroomの教師インターフェースなど)については、特にサポートが大変だと思います。(もちろんすぐに問題を解決できるに越したことはないですが)Zendeskに起票した上で教職員に引き継いでも全く問題ありません。
- uteleconに記事があってもいいかもしれない。
- 対応お疲れ様でした。
=> 下記「YouTubeのコンテンツを学内構成員限定で公開する」をご覧になっていたようです。相談員ページの情報が古くなっていたようだったので、現在の操作手順を案内しました。
現在は[動画の詳細」→「公開設定」→「動画を非公開で共有する」→「g.ecc.u-tokyo.ac.jpの全員と共有する」とするのが正しい手順です。
相談員ページの内容も改訂しておきました。
●YouTubeのコンテンツを学内構成員限定で公開する
https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/hack/youtube-utokyo-only/
https://www.sodan.ecc.u-tokyo.ac.jp/en/hack/youtube-utokyo-only-en/
- 相談員ページの更新までいただきありがとうございました。
- 他にも古い記述などについて気づいた点がありましたら,報告いただけると助かります.
ITC-LMS
=> 1) YouTubeに学内限定公開する、2) ECCSのGoogleDriveにアップロードする、3) Zoomのクラウド録画機能を使うの3つを案内し、どれも学内限定やダウンロード禁止設定はできるが、公開期間の設定はできないと案内した。Google Driveでのダウンロード禁止設定 ( https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/faculty_members/how/google/share_video.html ) とクラウド録画のダウンロード禁止設定 ( https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/zoom/how/faculty_members/recording_cloud.html ) 方法について具体的に案内した。また、ITC-LMSにURLを貼ると、ITC-LMSの公開期間設定によって公開期間はある程度 (URLそのものを控えられる恐れがあるので完全には制御しきれない) 制御できることも案内した。
授業に入れない
=> UTASとITC-LMSを見たがZoom URLはどちらも同じであった。オペレータから見える情報では分からないと判断し、授業入室トラブル報告フォームを案内した。
=> その後授業用サイトが発見された。 このページによると先週も今週も休講であった。このページはUTASのシラバスに記載がなかった。解決済みとして扱った。
その他
=> 最も有効ということでしたら、このような場合にはITC-LMSのお知らせ機能が用いられることが多いと思われる。学生がきちんと転送設定を行っているという前提は必要だが、ITC-LMSのお知らせはLINEやメールからも通知されるようになっている。
ただし、ITC-LMSのお知らせと併せて他の複数の方法でご連絡いただくとより確実である。具体的にはUTASの掲示板や、教務課に頼んで教室の黒板にメモを書いてもらう等の方法が考えられると紹介した。
- 「メール・LINE通知」を「送信する」にしないと、学生への通知がされないことに注意が必要です。
- Slack上でやりとりをしながら、さまざまな方法を提案いただきました。
=> Zoom授業へ参加するURLの通知方法とは異なり全学的なガイドラインはないが、部局や部会等で個別に定められたガイドラインまでは把握できていないので心配な場合は個別に問い合わせをしてください。ただ、一般論としては学生へ個別に知らせる分にはメールを使っても問題ないと思われます。 という内容で文案を作成
- 授業録画のURLの通知方法に関しては文案を作成していただいた通りで大丈夫だと思います。全学的なガイドラインでは具体的な通知方法は定められていません。
- なお、授業の録画に関する全学的なガイドラインとしては、以下のものがあります:
オンライン授業は可能な限り録画をし、学生のプライバシーに最大限に配慮した上で必要があれば提供する。ウェブ会議システム上で録画を保存できる期間は1年間とする。継続して録画を提供する場合、オンデマンド授業でビデオを提供する場合にはECCSクラウドメールのドライブでアクセス制限をして提供することができる。(2021年Sセメスターにおけるオンライン授業向けツールの利用ガイドライン)
- 録画に学生の顔、部屋、発言等が含まれていなければ、URLをメールで個別にお伝えいただいても、ITC-LMSで受講生の皆さまにお伝えいただいても、このガイドラインに抵触することはないと思われます。
- 一方、これらが含まれている場合には、学生のプライバシーに最大限配慮するために、録画の編集が必要になる可能性もありえます。そのような場合には、Zoomから送られてきたURLを直接伝えるのは好ましくないと思われます。
- 詳細についてはあとでまた連絡いたします。
=> 全学的なものはないので所属部局に問い合わせるようご案内しました。
- 部局の総務担当の方に問い合わせていただければ、教職員の方々も貸し出していただけるとのことです。
=> EAP方式で「PEAP」を選択するように書く文案を作成してレビューに回した。
=> まず UTokyo WiFi アカウントの失効が疑われ,エラーメッセージからはEAP方式の設定がPEAPになっていない可能性が考えられた.これらを確認するように促す返信を作成してレビューに回した.
=> 次の3点について確認する文案にGOが出ていたので送信。1) UTokyo WiFiのアカウント情報が有効なものであるか、2)Chrome OSの設定でのWi-Fiの接続設定:「EAP方式」→「PEAP」、「EAPフェーズ2認証」→「自動設定」、「サーバーのCA証明書」→「既定」、3.)(上記で解決しない場合、追加調査のため)端末のMACアドレス
- Chrome OSからWi-Fiに接続する設定場所は、「クイック設定パネル」と「設定」の二箇所がありますが、前者では接続設定が制限されているようです。
- UTokyo WiFiの各端末での設定方法はUTokyo WiFi(無線LAN)ヘルプページ(sodan.ecc)にまとめられています。
=> 一般的なWifiルーター貸出手順をご案内した。寮のWifi不具合との事で、①同時接続数の確認 ②Wifiルーターの再起動 ③有線接続での確認 をご案内した。
- 東大の寮であれば対応可能とのことでした。
=> Google Spreadsheetで編集許可を出すのに時間がかかること、書き換えることもできるので他の受講生の解答と比較したいことから、ITC-LMSの掲示板機能を利用することを提案した。
=> 担当教員にメールにおいて追加の説明をいただいた。
- チャットで対応したことをZendeskの当該チケットの社内メモにて丁寧に共有してくださったおかげで、Zendesk側の方で対応を担当していた教職員と上手く連携し、チャット対応の内容を踏まえたお返事をすることができました。
- 具体的な返信内容としては、ECCSクラウドメール担当の先生が、いくつかの考えられる方法とそれらの長短をまとめてくださいました:
-
ITC-LMS の掲示板
ITC-LMS の掲示板は,担当教員が作成した「テーマ」に対して,履修者が自由に読み書き可能です.
書込んだ履修者を把握できますし,履修者同士が書込んだ内容を互いに参照可能です.
但し,Google スプレッドシートやドキュメントとは異なり,リアルタイムで表示内容は更新されません. -
ECCS クラウドメールのスプレッドシート
2-1 スプレッドシートの「共有」において,「東京大学ECCSクラウドメールへのリンク権限を変更」をクリックして下さい.
2-2 「東京大学 ECCS クラウドメール」のユーザーに対して「編集者」の権限を与えて下さい
2-3 当該スプレッドシートへのリンクを,ご担当の ITC-LMS のお知らせなど履修者しか参照できない場所で通知してください
授業に関係の無い第三者に書込まれる可能性は低いですし,一々許可を与える手間はありません.
表示内容はリアルタイムで更新されます.
但し,書込んだ学生を特定することは困難ですし,他の学生が上書きしてしまう可能性があります. -
ECCS クラウドメールのフォーム (https://docs.google.com/forms/)
3-1 授業中に学生からの書込みを受け付ける Google フォームを作成して下さい.
3-2 3-1 のフォーム作成時に「回答」のタブをクリックして,回答を保存するスプレッドシートを作成して下さい
3-3 3-2 のスプレッドシートを「東京大学ECCSクラウドメール」全員が閲覧可能にして下さい.
3-4 3-1 で作成したフォームへのリンク,及び3-2 で作成したスプレッドシートへのリンクを履修者に通知して下さい.
授業に関係の無い第三者に書込まれる可能性は低いですし,一々許可を与える手間はありません.
スプレッドシートに学生の書込みが随時追加されるので,リアルタイムで書込みを表示できます.
スプレッドシートを編集可能にするのとは異なり,他の学生が上書きする危険もありません.
但し,書込んだ学生を特定することが困難なのは 2 と同様です.
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=> 使用可能と回答し、オンライン授業情報交換会第9回で取り上げられた実践例をあわせてご紹介した。
参考:「第9回 オンライン授業における障害学生への配慮~聴覚障害のケース~」
https://utelecon.adm.u-tokyo.ac.jp/events/2020-luncheon/
- UDトークとは音声認識アプリです。Zoomの字幕機能との連携が出来ます。
=> 駒場図書館では入館ゲートが開かない場合カウンターへ問い合わせるよう案内されている( https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/komaba/user-guide/entry )ため、図書館のカウンターにご相談いただくように案内した。
- 総合図書館のHPにも、身分ごとに利用開始のための手続きがまとまっています。学生はUTASに連絡先を登録することで利用者登録が完了しますが、教職員とUTASを利用できない学生は所属部局の図書室・館の窓口で手続きをする必要があります。
- 詳細は https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/user-guide/campus/registration を確認してください。
- 図書館カウンターで解決しない場合は所属の学生担当窓口を案内することになるでしょうか。